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欧米市場の情勢
27日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が1週間ぶりの水準に下落。新型コロナウイルスを要因とする景気減速が広がる中、早ければ3月に米利下げが実施されるとの観測が高まっている。一方、ユーロは2018年5月以来の大幅高。ドイツ当局者が成長下支えに向け刺激策を検討すると述べたことや、キャリー取引の巻き戻しが背景。
- 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%安。ドルはポンドとカナダ・ドルを除く主要10通貨すべてに対して下落。利回りスプレッドの縮小が背景
- 米国債利回りは全般的に低下。2年債利回りは21日以降に20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下し、週間の下げ幅としては08年以来の最大となった
- シカゴ連銀のエバンス総裁は、ウイルス不安への対応として米金融当局の行動を検討するのは時期尚早だと発言
- 米カリフォルニア州はウイルス感染の可能性がある8400人の経過を観察していると、同州のニューサム知事が明らかにした。これまで33人の陽性反応を確認したという
- 世界保健機関(WHO)は新型ウイルスについて、パンデミック(世界的な大流行)になる可能性があると指摘
- ニューヨーク時間午後5時ちょうど現在、ドルは対円で0.8%安の1ドル=109円59銭
- ユーロは対ドルで1.1%高の1ユーロ=1.1001ドル
- ユーロの買い戻しや広範なドル売りなどが背景
- ドイツのアルトマイヤー経済相は、同国がウイルスの影響を和らげるため刺激策を検討していると述べた原題
◎米国株・国債・商品:ダウ1190ドル安、国債利回り大幅低下
27日の米株式相場は急落。国債利回りも大きく下げた。原油先物相場は5営業日続落。新型コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念が強まった。
- 米国株は急落、S&P500種4.4%安-ダウ平均は1190ドル下落
- 米国債は上昇、逃避需要で-10年債利回り1.26%
- NY原油は5営業日続落-19年1月初め以来の安値
- NY金は小幅安、1オンス=1642.50ドル
S&P500種株価指数は4.4%下げて安値引け。2011年8月以来の大幅安となった。一時は下げを縮める場面もあったが、取引終盤に再び下落幅を拡大した。カリフォルニア州知事が、アジアに渡航後、帰国した8400人に新型ウイルスの兆候が見られないか経過観察していると明らかにしたことに反応した。同指数の週初からの下げは10%を超え、調整局面入りとなった。
MUFGユニオンバンクのチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏は「株も債券も投資家は絶望的になっている」と指摘。「この先について、よりしっかり理解している人がいれば是非教えて欲しい。経済は一直線に落ちてしまうというのが、現在広がっている見方だからだ」と述べた。
逃避需要から安全資産は買われた。円は上昇し、米10年債利回りは過去最低を更新した。
S&P500種は前日比4.4%安の2978.76。ダウ工業株30種平均は1190.95ドル(4.4%)下げて25766.64ドル。ナスダック総合指数は4.6%下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.26%。
ニューヨーク原油先物相場は5営業日続落。2019年1月初め以来の安値となった。新型ウイルスの感染拡大で経済成長が打撃を受けるとの懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は1.64ドル(3.4%)下落し1バレル=47.09ドル。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1.25ドル安の52.18ドル。
ニューヨーク金先物相場は小幅安。一時の上げを失う展開となった。米国株相場が午後の早い時間に一時下げを縮小したことが手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は60セント(0.1%未満)安い1オンス=1642.50ドル。
◎欧州債:周辺国債が下落、ドイツ債は上げ幅縮小ー株価は下落
27日の欧州債は周辺国債が下落。ドイツ債とのイールドスプレッドが拡大した。新型コロナウイルス感染への懸念から株価が下落。投資家は資本の温存に回った。ラガルドECB総裁は英FTとの取材で、新型ウイルスの対応として金融政策を講じるべき段階ではまだないと述べた。短期金融市場はECBの次回利下げを9月と織り込んでいる。
- イタリア債とドイツ債のスプレッドは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して160bpとなった
- ドイツ債はラガルド総裁の発言後に上げ幅を縮小した。10年債利回りは昨年10月以来となる預金金利を下回る水準だった
- 英国債はブルスティープ化。英国はEU離脱後の英・EU交渉が失敗に終われば、合意なしを前提とした通商関係を進めていくことも辞さない構えを見せた。短期金融市場が織り込む英中銀の利下げは5月に20bpと、前日の14bpから拡大した
- ドイツ10年債利回りは4bp下げてマイナス0.55%、英10年債利回りは4bp下げて0.47%、イタリア10年債利回りは8bp上げて1.07%
引用元 bloomberg日本語版 https://www.bloomberg.co.jp/
欧州市場の値動き(チャート&売買目線判断)
赤線…前日高値 青線…前日安値 橙線…当日終値
目線判断 売り目線
トレード状況
昨日の様子見判断で、一旦下げ止まるというシナリオもありかと思われたが、やっぱりまだまだ下げるみたい。ポジティブサプライズが無いとなかなか上昇には至らない雰囲気。かと言って、ここまで下げると、いい加減にそろそろ上がるだろうと市場が思い始めることも事実。結局はAIが相場のニュースをどのように判断するかということに今後の展開がかかっているのかな?人間のトレーダーだったら、ここら辺からコツコツと買いを入れていくのだろうが、AIはルール通りにトレードするからネガティブニュースが出ている間は売りを浴びせ続けるはず。ヘッジファンドはどこもAIで運用しているから、自分のところだけAIトレードをとめて人間の裁量に切り替えることは難しい状況。なぜならば、自分のところだけAIをとめても、ライバルのファンドがAIを走らせるづけたら、まだまだ下がっていくから。こりゃチキンレースの様相を呈してきたな。損切りできないロングのガチホトレーダーはご臨終?くっくっく…
基本的には、買いトレードしかやらないけれども、レバレッジを下げて売りトレードをやってみても面白いなと思案中。あと種銭が100万円あればなぁ。でも、FX両建てアービトラージも現在仕込み時が来ているので、どうしようか迷うところ。
#断酒 #株価指数 #CFD
S&P500
2020/02/03 様子見 売買なし
2020/02/04 買い目線 新規買いポジション建て 30枚
2020/02/05 買い目線 損益+37.0pips
2020/02/06 買い目線 損益+11.02pips
2020/02/07 売り目線 損益-18.07pips ポジションクローズ
2020/02/10 様子見 売買無し
2020/02/11 買い目線 新買いポジション建て 30枚
2020/02/12 買い目線 損益+21.07pips
2020/02/13 様子見 損益 -5.51pips
2020/02/14 様子見 損益 +6.22pips
2020/02/17 様子見 継続保持
2020/02/18 売り目線 損益 -9.87pips
2020/02/19 買い目線 新規ポジション30枚
2020/02/20 売り目線 損益 -12.92
2020/02/21 売り目線 売買無し
2020/02/24 売り目線 売買無し
2020/02/25 売り目線 売買無し
2020/02/26 様子見 売買無し
2020/02/27 売り目線 売買無し
※損益は1pipsあたり$10(≒1,100円)
ユーロストックス50
2020/02/03 様子見 売買なし
2020/02/04 買い目線 新規買いポジション建て 30枚
2020/02/05 買い目線 損益+45.6pips
2020/02/06 買い目線 損益+27.68pips
2020/02/07 売り目線 損益-7.03pips ポジションクローズ
2020/02/10 様子見 売買無し
2020/02/11 買い目線 新買いポジション建て 30枚(飲みすぎてポジション建てられず…)
2020/02/12 買い目線 損益+28.59pips (もしポジションを持っていれば…)
2020/02/13 様子見 損益 -7.69pips(もしポジションを持っていれば…)
2020/02/14 様子見 損益 -5.77pips(もしポジションを持っていれば…)
2020/02/17 様子見 売買無し
2020/02/18 売り目線 売買無し
2020/02/19 買い目線 新規ポジション30枚
2020/02/20 売り目線 損益 -42.20
2020/02/21 売り目線 売買無し
2020/02/24 売り目線 売買無し
2020/02/25 売り目線 売買無し
2020/02/26 様子見 売買無し
2020/02/27 売り目線 売買無し