トレードで勝ちたい!とおもったとき、
ほとんどすべての人が勉強を始めます
インジケーターやチャートパターンの知識を
ネットや本でどんどん調べて学習していきます
ある程度まで勉強が進むと
それでトレードに勝てるような気持になってきます
そのような希望は負けることによって大体みんな打ち砕かれます
そうすると、
「もう一生トレードで勝つことなんてできないんじゃないか…」
と希望が絶望に変わってしまうんです
こうやって、最初プラスだったセルフイメージは
トレードで負けることによってどんどんマイナスになっていきます
セルフイメージがマイナスになってくると
トレードするときに不安や恐怖感を抱くようになってきてしまいます
そして、結果的にはうまくトレードができなくなってしまうんです
勝てる手法自体はたくさん存在します
ルール通りに取引をしていたら、
かなりの高確率で勝てる手法はネットを探せば簡単に手に入ります
でも、難しいのは手法そのものではなく
その手法を継続していくという事なんです
だれだって、東大に合格する方法は知っていますよね
勉強すりゃいいんです
でも、それが継続できる人はごくわずかです
トレードも同じなんですね
では、なぜ正しい方法が分かっているのに
それを継続していくことができないのか?
それは、自分のセルフイメージが追いついていないからです
そもそもトレードには2種類あって
一つ目が客観的トレードです
これは、主観をは除した客観的根拠に基づいたトレード
冷静に二つの局面をとらえているトレードです
二つの局面の一つは利益です
今エントリーしたらどれくらいの利益が見込めるかという想定です
そしてもう一つの局面は損失の局面ですね
利益の側面だけではなく、
どれくらいの損失リスクがあるのかということも想定しているトレードが
客観的トレードです
これに対してもう一つのトレードは
希望的トレードです
ここでエントリーしたら勝てそうだ
ここでエントリーしたら上がるんじゃないかな?
といった、期待感でエントリーしたり、
勝つことしか考えていない、
負けを想定していないでトレードしたりするトレードが
希望的トレードです
そして、トレードで負ける人のほとんどが
希望的トレードの被害者です
大事なのは客観的トレードを継続していくこと
ここのトレードでは負けることがあっても
継続していけば利益が残るという見通しをもって
客観的事実に基づいてトレードをしていかなければなりません
客観的トレードをすると気に普通の人は
緊張・恐怖・不安が生じます
客観的トレードでは自分が「えぇっ!」て思うようなポイントでも
エントリーしなければならないことが生じるからです
自分の思っていることと逆のことをしなければならないので
この行為は大きなストレスとなります
このストレスを乗り越えていくことがとても大切なんです
トレードを妨げるネガティブイメージを払しょくするには
潜在意識を味方につけていくしかありません
そのためには自分のセルフイメージを高めていくような生活を送ることです
・ネガティブな言葉は使わない
・運動をする
・食事をしっかりとる
・ぐっすり眠る
・たくさん笑う
・瞑想する
日常生活の中の些細なことですが、
一つ一つをポジティブな方向に向けていくことによって
セルフイメージは少しずつ改善していきます