本日のFX市況
週明け25日のアジア株式市場は小動きでスタートしそうだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が悪化する中、トレーダーは今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や相次ぐ企業決算発表を待つ構えだ。
株価指数先物の動きからはオーストラリア株と香港株の小幅上昇を示唆。日経平均先物はほぼ変わらず。S&P500種株価指数は22日に4日ぶりに下落。新型コロナ変異種の致死率が従来種より高い可能性が懸念された。米国債利回りは低下。
ややドル買い優勢もレンジ取引、ユーロはPMIの好結果支え
ポンドは調整売り、ドル高で対ドルでの売りと、英PMIの欧州PMIとの対照的な弱さに売りが出る
次の方向性を探る展開となっている。
米追加経済対策期待などでリスク選好の流れも
新型コロナウイルス感染拡大被害は依然として深刻で積極的な取引を手控える動きも。
今週のFOMCでは目立った変更はない見込み。
投票権を持つメンバーが変わり昨年に比べてハト派にシフトしたことがどこまで声明などに影響するか。
地区連銀総裁の中で最もハト派姿勢を示すセントルイス連銀のブラード総裁の大学院での指導教官で
セントルイス連銀の調査局長としてハト派姿勢を支えたといわれる筋金入りのハト派メンバーである
ウォーラー氏が先月から理事に就任し、今回のFOMCから参加することも含め
ハト派的な姿勢が強調される可能性がある。
購入債券のデュレーション長期化などの姿勢が示されると、ドル売りシフトも。
ただ、FOMC前に反応する状況ではなく、週前半は様子を探る展開からのスタートか。
レンジを超えていく動きになるかどうかは微妙。
米債利回りの低下が続くようだとドル売りが強まる可能性も。
デイトレは売りからが入りやすいと見ている。
スウィングは難しい判断になる
103円台前半までは買い下がりの手もありそう。
103円割れではいったんストップの流れだけにポジション管理を慎重に。
1月25日の為替相場の注目材料
・ニュージーランドが祝日(一部)で休場
・五十日(25日)
・米国の主要企業の決算発表→キンバリークラーク、ザイリンクス、その他
・27日(水)に、FOMC金融政策発表
16:00 トルコ ト)景気動向指数
トルコ ト)設備稼働率
17:45 ユーロ圏 欧)ラガルドECB総裁の発言
18:00 ドイツ 独)IFO景況指数
22:30 米国 米)シカゴ連銀全米活動指数
23:45 ドイツ 独)バイトマン独連銀総裁の発言
24:30 米国 米)ダラス連銀製造業活動指数
25:15 ユーロ圏 欧)ラガルドECB総裁の発言
26:00 英国 英)ベイリーBOE総裁の発言
27:00 米国 米)2年債入札
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