本日のFX市況
ドルは再び下落トレンドに戻ろうとしている可能性がある。
米商品先物取引委員会(CFTC)が集計したデータによると、ヘッジファンドは12日までの1週間でドルのネットショートポジションを2018年4月以来の高水準に増やした。一方、ポンドの強気ポジションはネットで昨年10月以来の水準に膨らみ、 ユーロとオーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルにも資金が投じられている。
ドル安の新たな兆しは、次期米政権の政策への関心を高める可能性がある。次期米財務長官に指名されたジャネット・イエレン氏は19日の指名公聴会で、輸出拡大のためにドル安を追求しない方針を示す見通しだ。
JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル金利責任者、シェーマス・マクゴリーン氏は先週のインタビューで、「ドルは向こう1年下げる可能性が引き続き高い」とする一方、豪ドルと「新興国通貨を中心に世界の経済成長の影響を受けやすい通貨の多く」は上昇すると予想した。
1月18日の為替相場の注目材料
・米国が祝日で休場(株式、商品、債券市場共に休場)
・ユーロ圏財務相会合
・米国の主要企業の決算発表→チャールズ・シュワブ、その他
・明日(19日・火)に、イエレン氏の米財務長官指名承認公聴会(上院財政委員会)
09:01 英国 英)ライトムーブ住宅価格
11:00 中国 中)第4四半期GDP
中国 中)鉱工業生産
中国 中)小売売上高
中国 中)固定資産投資
13:30 日本 日)鉱工業生産【確報値】
22:15 カナダ 加)住宅着工件数
22:30 カナダ 加)国際証券取扱高
英国 英)ベイリーBOE総裁の発言
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