外国為替市場ではユーロがドルに対して大幅安。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「ユーロ圏の景気回復は予想以上に急速に勢いを失いつつある」と記者会見で述べ、12月に追加緩和策で合意する可能性を強く示唆したことに反応した。ユーロは対ドルで0.6%安の1ユーロ=1.1674ドルと、約1カ月ぶりの安値。BNYメロンのジョン・ベリス氏は、ラガルド総裁があらゆる政策手段を用いる考えを示したことについて、「12月に何らかの行動が取られることはほぼ間違いない。新たにロックダウンが導入されていることを考えれば、それは理にかなっている」と述べた。
チャートは全通貨が買い目背に転換するも、上昇圧力は強くない。ドル円はMA20を上回っているが、他の通貨ペアはMA20よりも下またはもみ合いの展開。大腸両選挙を前に、様子見的な流れが続くのか?
ドル円(1時間足)
買い目線に転換 買いポジション保有中
ユーロ円(1時間足)
買い目線に転換
ポンド円(1時間足)
買い目線に転換
豪ドル円(1時間足)
買い目線に転換