欧米市場の情勢
S&P500種株価指数はこの日、過去最高値近辺で推移する場面もあったが、工業関連や消費関連の銘柄が売られて押し戻された。高級消費財・サービスなどを提供する企業で構成されるS&Pグローバル・ラグジュアリー指数は、昨年10月以来の大幅安。中国の春節(旧正月)連休中の消費がウイルス感染問題の影響を受けるとの懸念がある。
銀行株も軟調。スイスのUBSグループが2019年に主要な利益率とコスト目標を達成できなかった。ボーイングも売られた。737MAXの運航再開の承認は年央まで得られないとの見通しを顧客に伝えたことが、関係者の話で分かった。
S&P500種は前営業日比0.3%安の3320.79。ダウ工業株30種平均は152.06ドル(0.5%)安の29196.04ドル。ナスダック総合指数は0.2%低下した。リスクオフのムードで米国債は上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.77%。
中国発のウイルス感染の拡大は、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)発生を一部の市場参加者に想起させた。ただ、今回の事態は今のところSARSほど深刻ではない。米国株が先週、最高値を更新する中で買いを入れていた投資家にとってこの問題は、いったん休止して世界の経済成長や企業利益を再検討する口実となった。
ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのシニアグローバル市場ストラテジスト、サミーア・サマナ氏は「現在のような状況の大半は抑え込みが可能であることを歴史は教えている」と指摘。「消費者の行動が変わり始めるほど大きな問題になるかどうかを注視していく」と述べた。
ニューヨーク原油先物相場は小幅安。リビアとイラクの供給障害への懸念が強まり、それまでの下げをほぼ埋める展開。ただ、中国発の新型ウイルス感染拡大問題が投資家心理への重しとなり、引けにかけて再び下げた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、20セント(0.3%)安の1バレル=58.34ドル。ロンドンICEの北海ブレント3月限は61セント(0.9%)安の64.59ドル。
パラジウムのスポット相場は昨年4月以来の大幅安。ニューヨーク時間午後2時10分現在は6.3%安の1オンス=2384.61ドルと、14営業日ぶりのマイナスとなっている。中国発の新型ウイルスによる感染拡大を受け、工業用金属の最大消費国である中国の経済成長に対する懸念が強まった。銅先物も売られた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%安の1オンス=1557.90ドル。
引用元 bloomberg日本語版 https://www.bloomberg.co.jp/
欧州市場の値動き(チャート&レシオ)
目線判断 売り目線
トレード状況
いきなり前日安値によりついて取引が始まる展開。つねに前日安値よりも大きく下げた状態で値動きが推移。売り目線の形になったが、相場としては上昇傾向となっているので、ここはひとまず取引は様子見。
S&P500 週足MACD+18.7
2020/01/06 売り目線 損益 +9.10pips
2020/01/07 様子見 売買無し
2020/01/08 様子見 売買無し
2020/01/09 買い目線 新規買いポジ建て $30000
2020/01/10 売り目線 -9.35pips
2020/01/13 様子見 売買無し
2020/01/14 様子見 売買無し
2020/01/15 様子見 売買無し
2020/01/16 買い目線 新規買い $30000
2020/01/17 買い目線 損益 +12.81pips
2020/01/20 様子見 損益 ±0.0
2020/01/21 売り目線 売買無し
※損益は1pipsあたり$10(≒1,100円)
ユーロストックス50 週足MACD+3.2
2020/01/06 売り目線 損切り -6.73pips
2020/01/07 様子見 売買無し
2020/01/08 様子見 売買無し
2020/01/09 買い目線 新規買い €30000
2020/01/10 売り目線 損切り -6.36pips
2020/01/13 様子見 売買無し
2020/01/14 様子見 売買無し
2020/01/15 様子見 売買無し
2020/01/16 買い目線 新規買い €30000
2020/01/17 買い目線 損益 +34.12pips
2020/01/20 売り目線 損益 -9.23pips
2020/01/21 売り目線 売買なし