欧米市場の情勢
10日のニューヨーク外国為替市場ではドルが軟調。米連邦公開市場委員会(FOMC)は11日の定例会合後に政策金利据え置きを発表し、政策は適切だと示唆する見通し。主要10通貨の中ではポンドが高い。12日の英総選挙が近づくなか、この日遅くに重要な世論調査が発表される。
- 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下し、この日の最低付近
- 関税を巡っては強弱シグナルが交錯。米国は15日に発動を予定する対中関税引き上げを先送りするだろうと、中国の当局者はみている。一方でマルバニー米大統領首席補佐官代行は、15日に発動するかどうかは同日までの状況の推移によるところが大きいだろうと発言
- 北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に関して、米下院民主党は来週採決する計画。上院での採決は来年以降になる可能性も
- 米民主党はトランプ米大統領の弾劾条項として権力乱用と議会妨害の2項を発表した。来週にも下院本会議で採決となる可能性が高い
- ニューヨーク時間午後4時5分現在、ポンドは対ドルで0.3%高い1ポンド=1.3186ドル。一時は3月27日以来の高値となる1.3215ドルに上昇
- ユーガブは英時間午後10時(日本時間11日午前7時)に最新の世論調査を発表
- ユーロは対ドルで0.3%高い1ユーロ=1.1095ドル
- ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた景気見通しを示す指数はプラス圏を回復し、数カ月続いた悲観的な見方が反転
- ドルは対円で0.2%高い1ドル=108円76銭
- 米国は中国に対する追加関税発動を先送りすると、中国側がみていることが明らかになると、円はこの日の安値に下げた
米国株・国債・商品:株と国債が下落、対中関税期限迫る中、10日の米株式相場は小幅続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果や英国の総選挙、中国への追加関税発動期限を待つ中で相場は下げた。米国債は反落。
- 米国株は小幅続落、貿易関連で材料まちまち-重要イベント控え
- 米国債は反落、10年債利回りは1.84%
- NY原油は反発、米在庫減少の見通し-上値は重い
- NY金先物は反発、1オンス=1468.10ドルで終了
S&P500種株価指数は日中の大半においてもみ合った後、前日終値を下回って終えた。貿易が最大の焦点となり、米中が意味のある貿易合意に至って対中追加関税の発動を回避できるかどうかを見極める展開だった。米国が対中関税引き上げを先送りする公算が大きいとの報道の一方で、その行方は協議の進展次第だとの米当局者発言も伝わった。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指数が前日比0.1%安の3132.52。ダウ工業株30種平均は27.88ドル(0.1%)安の27881.72ドル。ナスダック総合指数は0.1%低下。米国債市場では10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.84%。
ニューヨーク原油先物相場は反発。米週間統計が在庫減を示すとの見込みから買い優勢となり、3カ月ぶり高値となった。ただ米中貿易協議を巡る緊張が続く中、上値は限定された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は22セント(0.4%)高の1バレル=59.24ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は9セント高の64.34ドル。
ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%高の1オンス=1468.10ドルで終了。
引用元 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-10/Q2BD4QT0G1KY01?srnd=cojp-v2
欧州市場の値動き(チャート&レシオ)
CCレシオ=橙線 HHレシオ=赤線 LLレシオ=青線
S&P500のトレード
2019/12/10 様子見 ノーポジション
年月日 | 終値 | 始値 | 前日差 | 買目線 | 買損益 | 売目線 | 売損益 |
2019/12/10 | 3132.52 | 3133.48 |
※損益は1pipsあたり$10(≒1,080円)
ユーロストックス50のトレード
2019/12/10 様子見 ノーポジション
年月日 | 終値 | 始値 | 前日差 | 買目線 | 買損益 | 売目線 | 売損益 |
2019/12/10 | 3671.78 | 3671.97 |
※損益は1pipsあたり€10(≒1,200円)