欧米市場の情勢
薄商いの中、S&P500種株価指数は日中安値近辺で取引を終えた。米国が予定通り15日に対中関税を引き上げるかどうかを見極めるための材料が待たれる中、中国の11月の輸出が予想外に減少したことが新たな懸念材料となった。
S&P500種株価指数は前週末比0.3%安の3135.96。ダウ工業株30種平均は105.46ドル(0.4%)安の27909.60ドル。ナスダック総合指数は0.4%低下。ニューヨーク時間午後4時56分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.82%。
米中関税合戦のエスカレートを回避するのに必要な合意を成立させる時間は残り少なくなっており、市場関係者は協議進展の兆しの一つ一つを注視することになりそうだ。
ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、カトリーナ・エル氏はブルームバーグテレビジョンに出演し、「近い将来に関して、上振れリスクはない」とコメント。「リスクは下方に傾いており、大きく下振れるリスクは貿易戦争から来ている」と指摘した。
ニューヨーク原油先物相場は小反落となるも、9月以来の高値に近い水準は維持した。サウジアラビアが「OPECプラス」会合で合意した減産に加えてさらに自発的に減産すると先週発表したのは強材料だったが、米中貿易戦争の中、中国の輸出が予想外に減少したことが嫌気された。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は18セント(0.3%)安の1バレル=59.02ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は14セント安の64.25ドル。
ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。トレーダーの注目はFOMCなど主要中銀の政策発表に移った。米国が15日に予定通り対中追加関税を発動するかどうかを探るための材料も待たれている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%未満下げて1オンス=1464.90ドルで終了。
引用元 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-06/Q240ELT0AFB401?srnd=cojp-v2
欧州市場の値動き(チャート&レシオ)
CCレシオ=橙線 HHレシオ=赤線 LLレシオ=青線
S&P500のトレード
2019/12/04 買いポジション +4.67pips
2019/12/05 買いポジション +28.48pips
2019/12/06 買いポジション -9.95pips 決済 +23.2pips
2019/12/10 様子見 ノーポジション
年月日 | 終値 | 始値 | 前日差 | 買目線 | 買損益 | 売目線 | 売損益 |
2019/12/4 | 3112.76 | 3103.5 | 4.67 | buy | 4.67 | ||
2019/12/5 | 3117.43 | 3116.48 | 28.48 | buy | 28.48 | ||
2019/12/6 | 3145.91 | 3134.62 | -9.95 | buy | -9.95 | ||
2019/12/9 | 3135.96 | 3142.26 |
※損益は1pipsあたり$10(≒1,080円)
ユーロストックス50のトレード
2019/12/04 買いポジション -11.89pips
2019/12/05 買いポジション +44.12pips
2019/12/06 買いポジション -20.16pips 決済 +12.16pips
2019/12/10 様子見 ノーポジション
年月日 | 終値 | 始値 | 前日差 | 買目線 | 買損益 | 売目線 | 売損益 |
2019/12/4 | 3660.02 | 3611.95 | -11.89 | buy | -11.89 | ||
2019/12/5 | 3648.13 | 3663 | 44.21 | buy | 44.21 | ||
2019/12/6 | 3692.34 | 3691.51 | -20.16 | buy | -20.16 | ||
2019/12/9 | 3672.18 | 3691.86 |
※損益は1pipsあたり€10(≒1,200円)