政府が「検討」と言った時は
「一応考える不利はするけれども、既定路線どおりの方向で進めていきます。」
という意味。
東電とその株主たる国は、
あわよくばフクイチの5・6号機は最稼動を狙っている。
民主党の残滓たる佐藤雄平知事は早く引退した方がいい。
端っから国になめられている。
アンチ自民の雰囲気に呑まれて、こんなやつに投票した自分が情けない。
「福島民報」より
県内全基廃炉、首相「検討」 知事、理解得られたと認識
安倍晋三首相は12日、官邸で佐藤雄平知事が東京電力福島第一原発5、6号機と福島第二原発1~4号機を含む福島県内の10基全ての廃炉を求めたのに対し、国も前面に立ち検討していく考えを示した。平成26年度の政府予算編成に向けた佐藤知事の要望を受けて示した。会談終了後、佐藤知事は記者団に、茂木敏充経済産業相との会談でも立地町村の意向を尊重するとの回答があったことを明らかにし、全基廃炉に向けて政府から一定の理解が得られたとの認識を示した。
安倍首相への要望では、全基廃炉のほか、国の責任で福島第一原発の事故を収束させることなどを求めた。
佐藤知事は「週に1度と言っても過言でないトラブルが続き、住民の帰還を目指す動きにブレーキをかけている。事故は収束していないという前提で対応してほしい」と強調。安倍首相は「皆さんの要望をしっかり受け止めて検討する。廃炉に向けて電力任せにせず、国も全力で取り組む」と答えた。
終了後、佐藤知事は記者団に「(別に会談した)茂木経産相からも、廃炉について立地地域の意見を反映しなくてはいけない、他の原発とは違うという話があった」と説明した。安倍政権がまとめた成長戦略では「原子力発電の活用」を掲げ、再稼働の方針を明記しているが、佐藤知事は、政府が県内の10基については他県の原発と切り離して対応する方針であるとの認識を示した。
安倍首相は今年3月の参院予算委員会で福島第一原発5、6号機と福島第二原発1~4号機について答弁し、「仮に安全性が確認できたとしても、実際に稼働させるためには立地自治体などの理解が必要」と指摘。「現在の福島県の心情を考えると再稼働は容易でない」として、原子力規制委員会が策定する規制基準を満たした場合でも再稼働は困難との考えを示していた。
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佐藤知事は安倍首相に、本県の医療関連産業の集積に向けた取り組みを、政府の成長戦略の一つとして位置付けることも求めた。安倍首相は「国として何ができるか検討する」と前向きに対応していく考えを示した。
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