「複利は、人類最大の発見である。」
本当かどうか分かりませんが、
こんな言葉があるそうです。
事実、複利運用はすばらしいです。
※単利・・・元本のみの利回りによる運用方法
※複利・・・利益を元本に組み入れて利回りを大きくする運用方法
1年で資金を2倍3倍(100~200%)にするような大きな利益を上げようとした場合、
レバレッジを上げて、元本を大きなリスクにさらす必要が出てきます。
しかし、安定して20%程度の利回りを上げることができる手法があれば
レバレッジを上げることなく、
比較的リスクを抑えて大きな利益を狙うことができるようになります。
その代わり時間はかかり舞うが・・・
仮に20%単利回りで100万円を運用した場合、
20年後の資金は500万円です。
しかし、20%複利回りで100万円を運用すると
20年後には3833万7599円になります。
これは計算上の値なので、
この利回りを実現するためには、
メンタルの大きな壁を乗り越えなければなりません。
100万円で1万通貨のトレードをしていたとしても、
資金が1000万円を超えると10万通貨のトレードをすることになります。
運用資金が大きくなって、枚数が上がっても
ルールどおりに淡々とトレードを執行できるメンタルの強さが必要になってきます。
メンタルを強くするために必要なことは成功体験の積み重ねです。
先ほどの例で言いますと、
100万円を20%複利で運用した場合、
資金が1000万円を超えるのは14年目からです。
この14年間の間にできるだけ多くの成功体験を積み重ねて
スタート時の10倍の枚数をつれー度できるくらにメンタルを強化していくことが必要です。
トレードで枚数を上げるタイミングには下のように4つのパターンがありますが、
① 口座開設と同時に高いレバレッジでトレード。
② 負を取り戻そうと、高いレバレッジでトレード。
③ 少し利益が出た段階ですぐにレバレッジを上げる。
④ 利益を積み上げながら、枚数を増やす。(=レバレッジは一定)
①~③のパターンはかなり危険です。
④は資金に対する1回あたりのトレードの最大損失割合を1%に固定しておけば、
レバレッジを上げることなく、資金の増加にあわせて枚数を増やしていくことができます。
つまり、リスクを上げることなく、より多くの利益を狙うことが可能になるのです。
しかも、徐々に枚数を上げていくため、
時間をかけてメンタルを強化しながら、
無理なく枚数を上げていくことができるのではないでしょうか?
まぁ、年20%の利益を上げるトレードルールを
確立することからして難しいことではありますが・・・