FXデイトレード話

指標トレードのリスク

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指標トレードとは、
重要経済指標の発表後の価格変動を狙ったトレードです。
重要経済指標の発表時は大きな価格変動が生じることがあり、
短い時間で大きな利益を狙うことができます。
しかし、普段とは異なった動きをするということは、
普段のトレードとは異なるリスクが発生するということにつながります。

リスク1
急激な値動きのによるリスク

重要経済指標発表時には急激に価格が変動することがあります。
これによって、想定以上の損失を生じることがあります。
あらかじめ設定しておいた
損切り注文が執行されないという事態も無いわけではありません。
(無いとは思いますが・・・。)

リスク2
スプレッドの拡大による取引コストの増大
重要経済指標発表時にはスプレッドが拡大し、
取引コストが増大することがあります。

FX業社の広告に載っているスプレッド一覧には
「原則固定」の文字があります。
つまり、「ドル円のスプレッドが0.4銭(原則固定)」
と謳っている業社であっても、
激しい値動きの時は、10銭以上スプレッドが拡大することもあります。

この点については
業社のサイトや口座開設時の書類等に
「※急激な価格変動により、スプレッドが拡大することも云々・・・」
と記載してあると思いますので、
重要経済指標発表時のスプレッド拡大によるコスト増大は、
顧客側の責任ということになります。

リスク3
テクニカルが機能しない
重要指標発表時はテクニカル分析が機能しなくなることがあります。
場合によっては指標発表時の一瞬だけテクニカルはまったく逆の動きを示し
損切り注文が執行されてから
再びテクニカル分析どおりの値動きに収束していくということもあります。
また、ヘッジファンド機関投資家と比べて
情報的に不利な足り場にある個人投資家にとっては
ギャンブルに近いものになってしまいます。

重要な指標発表時には、
市場が過剰に反応することもありますし、
逆に全く反応しない時もあります
結果的に買ったり負けたりを繰り返しますので、
最終的に残る利益はトントンかも知れません。
利益を残すことができる確率がそれほど高くないのであれば、
これらのリスクをとって指標トレードをするというのはどうなんでしょうねぇ?

指標発表前には結果を予想して、
相場じりじりと動くことがたまにあります。
そのような相場に出くわしたときは
テクニカル分析どおりにポジションを取って、
指標発表前には決済するのがよいでしょう。
含み損があるからといって、指標発表後の値動きに期待していると
思わぬしっぺ返しを食らうことになるかもしれません。

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