チャートのサインが出る前に
「これだけ下げれば、これ以上は下げないだろう・・・」
「そろそろトレンド転換かな?」
このような先入観でトレンドの判断をしていませんか?
先入観を持って相場を見ることは危険です。
相場というのは、基本的に大衆の先入観を裏切る動きをします。
ダウ理論の基本原則に
「トレンドは、明確なトレンド転換のサインが出るまで継続する」
というものがあります。
この原則は本当に重要です。
トレンドフォローのトレードを行うからには、
トレンド転換を恐れてはいけません
トレンドは継続することが前提ですので、
「そろそろトレンド転換かな?」
と考える必要はまったくないんです。
もちろんトレンドの転換が近づいていくると
損切りが多くなってくることも事実です。
しかし、損切りが続いたからといって
それがトレンド転換の予兆なのか?
トレンドの押し目・戻り目なのかということは神様しかわかりません。
ですから、チャート上にトレンド転換のサインが出るまでは
トレンドフォローでトレードし続けるしかないのです。
そして、損切りが続いた後に、
チャート上にトレンド転換のサインが出たならば、
新しいトレンドの方向に順張りでトレードをするのです。
あくまでもトレンドフォローに徹することで
トレンド転換時にあった損切り以上の利益を
新しいトレンドで手に入れることができるのです。
これに気づくまでに、私は2年かかりました。