心理会計の法則
「本来は同じ価値のお金だとしても、
使用目的や入手方法によって、
異なる評価を下していること」を
心理会計と呼んでいます
「使用目的」で異なる例は、
「車を買うとき」と「コンビニのおにぎりを買うとき」の心境です。
200万円する車を買うときに、
内装のオプションが20万円だったとしても、
「まあ、いいか」と追加します。
しかし、コンビニで120円のおにぎりを買うか130円のおにぎりを買うかでは、
少し迷ってしまう。
人間は金額が大きくなるにつれて、
金銭感覚が麻痺してきます。
また、「入手方法」で異なる例は、
「毎月の給料」と「ボーナス」の例です。
これは、何も言わなくてもわかりますね。
決まった収入以外の臨時収入的なお金は、
「娯楽」や「教育」「食費」で消費する傾向があります。
家電業界の「ボーナス商戦」は、
この心理を利用しているのは周知の通りです。
怖いのは、心理会計によって、
無駄使いしている可能性が高いということです
「年収540万円を月々35万円もらい、
ボーナスで120万円もらっている人」と
「年俸制で月々45万円もらっている人」とでは、
お金の使い道も違うかもしれませんね。