子、孫への贈与税を軽減　１３年度、資産移転狙う
これって，祖父母が孫のためになら,じゃんじゃんお金を遣う
というこを当て込んでいるんだろうなぁ。
確かに,おじいちゃん・おばあちゃんは，
自分が溜め込んだ大事なお金であっても,
孫のためなら惜しげもなく使う。
自分の孫のためなら,自分が多少不自由な思いをしても一向に構わない。
すごい愛情だ。
でも，これを国レベルで見るとどうだろう?
祖父母の世代（団塊の世代）が，自分達の生活レベルを維持するために
孫の世代にあらゆる負担を先送りしている。
経済，国債，原発，格差･･･
自分の孫だけをかわいがるのではなく，
孫の世代みんなをかわいがってくれなければ,
日本は大変なことになると思うのだが。
団塊の世代の爺婆を世話するのは，
自分の孫だけではないのです。
孫の世代全員なのですから。
～以下，記事引用～
政府、自民党は１１日、祖父母や親が子や孫に資産を贈与する場合、現行の贈与税より税率を軽減する方針を固めた。
高齢者がたくさん持っている金融資産を早い時期に次の世代に移すことで、消費拡大を促し経済を活発化するのが狙い。
所得・相続税の富裕層増税と同時に実施する。
自民、公明両党が２４日をめどにまとめる２０１３年度の与党税制改正大綱に盛り込む。
『東京新聞　2013/01/11』