子どもは飲み込みが早いので,3ステップで補助無し自転車に乗れるようになります。
準備するもの…補助無し自転車
ステップ1
補助無し自転車に子どもを跨らせます。
補助無し自転車の椅子の高さは,少しだけつま先立ちになるくらいの高さにします。
また,できればでかまいませんので,ペダルをはずせる場合は,はずしてください。
片足ずつ交互に地面を蹴って前に進む練習をします。
慣れてきたら,左右の足で地面を蹴る間隔を長めに取れるようにします。
前に進む慣性の力をりようして,倒れないようにバランスをとる感覚を実につけます。
スーッ,スーッと左右の足で交互に地面を蹴って進むことができるようになれば,ステップ1はクリアです。
ステップ2
ステップ1でペダルをはずした場合は,取り付けてください。
次は,片足をペダルにのせてこがせます。
右足でペダルをこいで,スーッっと進めたら,足をつき,今度は左足でペダルをこいで,スーッと進めるように練習します。
1回こぐことに,足をついてかまいませんので,右足と左足で交互にペダルをこいで進む練習をします。
ステップ3
ステップ2の動作の間に,両足をペダルに乗せるようにします。
ちょっと回りくどい説明になりますが,下のような動作をします。
右足でこぐ→両足をペダルに乗せる→足を地面につく→左足でこぐ→両足をペダルに乗せる→足を地面につく→右足でこぐ・・・
両足をペダルに乗せるというのが,1番の難関です。
両足をペダルに乗せることができるようになれば,補助無し自転車の克服は目の前です。
ステップ3の乗り方を繰り返し行っているうちに,自然と補助無し自転車に乗れるようになります。
1番大事なのは,親が結果を求めすぎないことです。
子どものペースに合わせてゆっくりと進めてください。