株式より、もっと身近な投資対象がCFDには用意されています。それは株価指数です。
昨日のトョタ株の終値はいくらですか?
そう問われて即答できる方は少ないでしょう。でも、こう聞かれたらどうでしょう?
「 昨日のダウはいくらでしたか?」
少し投資に興味のある方でFXや株式投資をやっている人なら、きっとご存じなのではないでしょうか?
個別の株は企業それぞれのニュースや業界動向など、日常では手に入りづらい詳細な情報で株価が動きますが、株価指数ならば経済紙誌で取り上げられることが多く、
身近な存在です。こうした株価指数に連動する商品は、初心者にとってもハードルは低いといえるでしょう。
「イギリスの景気はアメリカより深刻そうなので、ダウがこれだけ下げたらFTSE(イギリス100種株価指数)はもっと下げるのでは」
「資源価格が上がっているから、オーストラリア株は好調なのでは」
と、世界全体を見渡して推理しながら取引することもできます。
とくに最近では、アメリカの代表的な株価指数であるダウ平均の騰落動向によって、為替や世界の株価指数が影響を受けることが多くなっており、株価指数の重要度が増
しています。株価指数を気軽に取引できるかどうかで、収益機会を逃さずに利益へと変えられるかどうかが大きく変わってくるでしょう。
さて、日本で株価指数を取引するときの代表的な商品として、皆さんが思い浮かべるのが日経225先物でしょう。日経平均を対象とした先物取引です。これは先物取引ですから、「限月」といって取引の期日が設定されています。つまり、「〇月×日までに」という期限がついているのです。日経225先物では、3月限、6月限、9月限、12月限と4種類の期日が設定されています。それぞれの月の第2金曜日が清算日です。
こうした株価指数に連動する先物商品は世界各地で設定されています。先ほど指数cFDを紹介したとき、日経平均に連動するものが入っていなかったので、おやっ? と思った方もいらっしゃるでしょうが、日経平均に手軽に投資したいと思えば、限月CFDのなかの日経225先物を使えばよいことになります。
「指数CFD」で取引できる銘柄は?
商品名
原資産
日本語名
取引時間(日本時間)
1
US 30 Wall Street
Dow Jones Index
NYダウ平均株価指数
08:30-06:00
2
US SPX500
S&P 500 Index
S&P500種株価指数
08:30-06:00
3
US Tech 100 NAS
Nasdaq 100 Index
ナスダック100種株価指数
08:30-06:00
4・
Australia 200
ASX S&P 200 Index
オ―ストラリア200種株価指数
09:10-15:00
5
UK 100
FTSE 100 Index
イギリス100種株価指数
17:01-05:55
6
EU Stocks 50
Dow Jones EuroStoxx 50 Index
ュ―ロ50種株価指数
17:01-05:55
7
Germany 30
DAX Index
ドイッ30種株価指数
17:01-05:55
8
Germany Mid-Cap 50
MOAX Index
ド’イッミドル50種株価指数
17:10-1:30
9
France 40
CAC 40 Index
フランス40種株価指数
17:01-5:55
10
Italy 40
S&P/MIB 40 Index
イタリア40種株価指数
17:10-1:25
11
Netherlands 25
AEX Index
オランダ25種株価指数
17:01-02:10
12
Spain 35
IBEX 35 Index
スペイン35種株価指数
17:01-01:30
13
Switzerland 20
SMI Index
スイス20種株価指数
17:10-01:20
14
Sweden 30
Sweden Top 30
スウエ一デン30種株価指数
17:10-01:20
15
Denmark 20
Denmark Top 20
デンマ一ク20種株価指数
17:10-24:45