今回は、「実は意味のないお金の使い方」というテーマでお話します。
私たちは普段、ちょっとしたお菓子や食べ物から、大きなブランド品、車や家など、さまざまなものにお金を使っています。
実は、これらの買い物の多くは、付加価値を生まない、無駄な買い物であることが多いのです。
無駄遣いとは一体何なのか?
無駄遣いとは、対価に見合った満足感や喜びを得られない支出のことです。
誰だって無駄なお金は使いたくないものです。
つまり、買い物をするとき、それが無駄遣いであることに気づいていないのです。
洋服は無駄遣いリストの上位に入りますが、洋服を買うときに「無駄遣いだ」「どうせ着ないけど買おう」とは思いませんよね?
洋服を買うとき、「これはいいな」と思いながらレジに行くじゃないですか。
しかし、しばらくすると、それが無駄なお金であることに気がつきます。
では、無駄を事前に防ぐことはできないのでしょうか?
価値のない買い物かどうかが事前に分かれば、価値のない買い物を防ぐことができる。
お金の使い方を見直すことで、無駄遣いをやめ、自分が幸せになれる分野にお金を回すことができます。
高級住宅を買ってはいけない
自分の家のために必要以上のお金を使わないでください。
「戸建てに住みたい」「高級マンションに住みたい」と考える人は少なくないでしょう。
しかし、住宅に大金を使っても、特に幸せにはなれません。
新しい家に引っ越した数千人を対象にした調査では、住まいに対する満足度は上がっても、生活全般に対する満足度や幸福度は実はまったく上がっていないことがわかりました。
ある大学で、新しい寮と古い寮に住む学生の幸福度を調査したところ、新しい寮に住む学生は古い寮に住む学生よりも幸福度が低いという結果が出たそうです。
生活費の中で非常に大きな割合を占める住居費、いい部屋に住めば幸せになれると思ってお金をかけている人は多いのですが、意外と現実はそうではありません。
家のために多くのお金を払うことは、価格的に全体の幸福度とはあまり関係のない、価値のない出費です
これを知ると、住宅コストを下げることに抵抗がなくなります。
もちろん、治安や立地などの重要な要素もありますが、それさえ確保できれば、住宅にこれ以上お金をかける必要はないでしょう。
高級新車で買っていはいけない
お金をかける価値がない方法の2つ目は、高級車を買うことです。
家と同じように、クルマにもお金をかければ幸せになれるというわけではありません。
ミシガン大学の研究では、安い中古車から高級車まで、車の価格と運転の楽しさには関係がないことがわかりました。
つまり、高級車に乗っているからと言って、高い満足度が得られるとは限らないのです。
車を所有する人にとって、運転は日常的な行為です。
運転することの楽しさを考えることはあまりありません。
内装の質感の高さや走行性能の高さは、普段の運転ではあまり考えません。
クルマの基本的な用途は移動手段。
新車にお金をかけても、日常の幸せには影響しない
高級車にお金をかけても、値段に見合った幸せは得られないので、車を買うときは、最終的には、自分に合った車を現金一括払いで買うのが、経済的にも幸せ的にも一番合理的なのです。
スイーツやカフェにお金をかけてはいけない
価値の無いお金の使い方3つ目は、毎日のスイーツショップのカフェ代。
毎日コンビニでお菓子やお酒を買ったり、毎日スターバックスに通ったりする人もいますよね。
節約という観点からも、これらの費用は幸福度に見合わないので、お金を使うのは止めた方がいいです。
どんなに好きなものでも、たくさん持っていれば飽きるもの
毎日カフェでコーヒーを買っていると、それが生活の一部になってしまい、幸せを感じられなくなります。
このとき、一定期間、我慢して自分にご褒美をあげることが大切です。
毎日カフェに行くのをやめて、週に1回だけ金曜日に行くと言えば、その1回がよりレアなものになるはずです。
そうすると、自然と特別な気持ちになれるので、より楽しめ、幸せを感じることができるのです。
もちろん、お金も大幅に節約できます。
贅沢品を買ってはいけない
価値のないお金の使い方の4つ目は、一般的な贅沢品を買うことです。
一般に、高級時計やブランドの服、大きな家などの贅沢品は、実はお金の使い道としてふさわしくないと言われています。
ブランドの服を着ても、自分の価値は変わりません。
自分の価値が変わらないばかりか、そうした物質的な所有物を追い求めるあまり、時間の自由を失ってしまうのです
贅沢を手に入れるには、当然ながらお金が必要です。
そして、より多くのお金を獲得するためには、より多くの責任を負い、より長い時間働かなければなりません。
この時間のロスが、人生の幸福度を大きく下げているのです。
どの国でも、収入が多い人ほど焦りを感じる傾向があります。
私たちは豊かになるために一生懸命働いていますが、忙しすぎて豊かさを実感することはできません。
皮肉なものですね。
物質的な豊かさは、幸福感を高めるものではありません。
幸福度に最も影響を与えるのは、物質的なものではなく自由な時間です。
時短アイテムを買っていはいけない
5つ目の無価値な使い道は、時間短縮のためのアイテムです。
時短アイテムは時間を生み出す効果があるのだから、きっと幸せをもたらしてくれるに違いないと考える人が多いのです。
しかし、効率化のために時間短縮グッズを買うと、かえって幸せから遠ざかってしまうことがあります。
その理由は、プロセスの楽しみを奪ってしまうからです。
ロボット掃除機は、確かに効率は上がりますが、掃除機をかけるという作業を奪ってしまいます。
だから、掃除機をかけるのが好きな人にとっては、幸せを実感するプロセスそのものが奪われてしまうんです。
掃除機をかけるのが好きな人は、掃除機がけに没頭することで、精神的に満足しているのだと思います。
このプロセスを奪われることは、幸福度の低下につながります。
時間短縮アイテムを手に入れることで、人はより急がされるようになる
焦りを感じるからこそ、さらに時短アイテムを求めてしまう。
つまり、人は時間を稼ぐために時短アイテムを買うのですが、そうすると、時間の充実感がなくなってしまうのです。
一方、1日の中で余分なことに時間を費やすことができる人は時間が充実していると感じるものです。
そのため、ちょっとした時間の使い方次第で、時間の充実感や満足感を得ることができるのです。
ただ単に効率化のために時間短縮グッズを購入することは、幸せにつながらないどころか、お金の無駄遣いになりかねないということを忘れてはいけません。
まとめ
誰しも買い物で無駄なお金を使うつもりはないでしょう。
とはいえ、人はどうしても、実際には使う価値のないお金を使ってしまうものです
購入するものが、実際に自分に幸福をもたらすかどうかを考えることが大切です。
多くの人がこういったものにお金を使いますが、幸せをもたらすことはなく、お金の無駄遣いでしょう。
例外もありますから、本当に自分が幸せになれるものだと思えば、お金をかけても損はないでしょう。
おススメFX業者
ユーロポンド(EUR/GBP)と豪ドルNZドル(AUD/NZD)の取引ができるFX業者
取引ツールが使いやすいFX業者
※当記事は、管理人の備忘録として作成しております。詳しくは「ゾロの台湾グルメ」チャンネルにてご覧ください