多くの人は考えます
もっと努力をすれば
よい暮らしができると
努力に努力を重ねていけば
いつかは成功できると
これはブラック企業が
搾取するときによく使う手法
AKB48の高橋みなみさんが残した名言
「努力は必ず報われる」
この言葉は、半分真実、半分嘘といったところ
確かに人間は努力をしなければ
自分の持っている力を十分に発揮することはできない
しかし、持っている力は
才能によって決まっているのも事実
どれだけ努力をしても
どこまで行けるかは才能で決まってしまっている
学校で一番足が足が速かったとしても
99.99%の人はオリンピックに出場すらすることができない
ましてや才能もないのに努力だけで
100M 走で金メダルなど獲れるはずがないのです
「努力は必ず報われる」
という言葉が半分本当ということは
能力が100ある人であっても
努力をしなければ
その能力の半分も発揮することはできないし
能力が50しかない人でも
努力によってそのすべてを発揮することができれば
能力100の人に勝つことができる
とういこと
ただ、能力100の人が
努力をしてフルスペックの力を発揮してしまったら
どんなに努力をしても
能力50の人に勝ち目はないということです
つまり、いくら努力をしたところで
自分の本来のパフォーマンス以上の力は発揮できない
だから、まずやらなければならないのは
自分の才能を把握するということ
あなたの才能は何か?と問われると
「私には何の才能もない」
と答える人がほとんどだろう
でも、人には必ず何かしらの才能がある
だから、自分が与えられた才能を使って
どうやって勝負していくかということを
考えていかなければならない
自分の才能を見つけるためには
才能を推し量る評価軸を設定する必要がある
勉強だったら偏差値
俳優だったら主役を張る
タレントだったら冠番組を持つ
というのが分かりやすい評価軸かも知れない
こんな評価軸を設定すると
自分のダメさばかりが際立って
自己評価が下がってしまうからやめるべき
自己評価軸は完全に自由なので
世間一般の評価軸に合わせる必要なんてない
主役級の俳優になれないのであれば
映画やドラマで欠かすことのできない
バイプレイヤーを目指せばよい
才能があるかどうかというのは
運動や勉強ができるとか
容姿端麗であるといった単純なものではなく
自分が持っている適性を正しく把握して
自分の評価軸を確立できているかどうか
ということなんです
その意味では、
才能がない人などこの世には存在せず、
才能がないと思っている人は
自分に何ができるかということが
分かっていないだけなのです
勉強における偏差値のように
評価軸が一つしかないと
才能によってかなりの差が出てしまうのも事実
長時間勉強しても
成績が上がらない人がいる一方で
ノー勉強で難関校に易々と合格してしまう人もいる
十分努力をしても目標に到達することができないのであれば
いったん評価軸を変えてみるべき。
例えば、学歴であれば、
いったん自分の学力に見合った大学に入学して
大学の偏差値が高い大学の大学院に進学すれば
自分の実力以上の学歴を手に入れることができます。
目的達成のために大学入試の偏差値という
たった一つの評価軸に縛られるのではなく
自分の才能を生かして目的達成が可能な別ルートを探る
というのはずるでも何でもなく
人生を生き抜いていく戦略なのです。
自分の才能を見つけるにはどうすればよいのか?
そのためにはまず、
自分には才能があるという前提に立って
考えていかなければならない。
もしも、自分には才能がない…
と感じているならば、
それは、環境と自分のミスマッチが
生じているのかもしれないと考えてみよう。
自分が欠点だと思っていることが
見方を変えれば利点に変わることだってありうる。
失敗係繰り返しているという欠点は
何度失敗しても挑戦する粘り強さ
ととらえることができるし
物覚えの悪さは
いやなことをすっきし忘れてしまう
立ち直りの速さと見ることもできます。
ですから、まずは
自分の欠点と思えるところを書き出してみて、
それらの欠点をポジティブに書き替えてみるといい。
集団行動が苦手、
毎日定時に通勤電車で出勤して
与えられた仕事を
文句も言わずこなしていくなんて…ムリ!
とおもったら、
組織に頼らず
一人で稼ぐ方法を考えていけばいい。
大きな会社に入ったり、
安定した公務員の身分を手に入れることだけが
成功ととらえるのは間違い。
サラリーマンの生き方が自分に合っていないと思ったら
サラリーマンにはなるべきではない。
集団行動が苦手ということは
独りでじっくりと
課題の解決に向き合っていく能力があるという事。
自分の木らなところや欠点というのは
とらえ方によっては
才能を見つけ出すための
とても重要なヒントを与えてくれる。
モラルライセンシング効果というものがある
かんたんに言えば
人は良いことをすると
悪いことをしたくなるという事
頑張って仕事をしたご褒美に
今日はビールを飲もう!とか
ダイエット頑張ったから
今日はケーキを食べよう
といった行動のこと
人は我慢の限界を超えると
自分はよいことをしたんだから
少しくらい悪いことをしてもいいじゃん
という言い訳を無意識に作り出してしまう
世間がうらやむ成功者が
一般人が「?」と思うような失敗で
それまで築き上げてきた富や名声を
一瞬のうちに失ってしまうのもこの例
飲酒や薬物、不倫や賭博などの類です。
努力をしている人は
自分が努力をしていることを以て
自分のことを肯定的に見てしまう
努力すること自体が目的化してしまい
成功を手に入れていないのに
自分に酔った状態になってしまう
その結果、成果につながらない努力を
延々と続けていくことになってしまう
ろくでもない相手との関係をずるずると続けたり
ブラック企業で搾取され続けるのは
この典型
こうならないためにも
俯瞰的な視点から
自分の努力は本当にしたいことなのかということを
問うてみることが必要
そのような無駄な努力の無限ループに陥らないためには
努力をしない努力をする必要がある
つまり、できることとできないことを
正しく把握するということ
人にはそれぞれ才能があるのだから
自分にはできないことがあって当たり前。
だったら、自分にできないことは
できる人に任せ、
自分は自分ができることに
最大限に集中して取り組めば
自分の才能を十二分に発揮することができるようになる
努力しない努力をするということは
自分にできないことを努力するのではなく、
自分にできることに
時間とエネルギーを注ぐべきということ。
自分にできないことを他人に任せるためには
他人と良好な関係を築かなければならない。
こう言うと
高度なコミュニケーションスキルが
求められるように感じるかもしれないが、
そんなことはない。
簡単だ。
他人をほめまくればよい。
人は褒められると、
自分のことを理解してくれたと!
自分の話を聴いてくれた!
自分の良さに気づいてくれた!
と嬉しく感じるもの。
こうなると、相手に好意を抱くようになり
相手のために行動したいと思うようになる。
だから、他人の際のを見抜き、
良好な関係を築くことで
自分の苦手なことを誰かにやってもらい、
自分は自分の好きなことに集中できるようになる。
トレードで利益を上げていくために必要な努力は何か?
まず自分の適性を正しく把握し
自分が有利に戦えるトレードスタイルを
見つけることから始めてみよう