FX基礎知識

トレード手法よりも大切なこと

投稿日:2019年10月18日 更新日:

資金管理が命、トレード技術より土台の部分

はっきり言って、資金管理はトレード手法よりも大切です。

これを怠っていては話になりません。

私が使っているCFD株価指数トレードは

S&P500の買いに限って言えば勝率74%です。

しかし、勝率100%のトレードはありませんので、

常に思惑通りに相場が動くというわけではありません。

トレードでは必ず負けがあるということを頭に入れておくと

大きなリスクを取ったトレードは基本的に出来ません。

 

推奨されるリスク許容度は何%?

そのため最大リスク許容量は3%が推奨です。

人にもよると思いますが、

3%以上のリスクを取ると、メンタル面でかなり厳しくなります。

一般的に資金に対して20%のドローダウンになると、

正常な判断が維持できないと言われます。

リスクが5%だと4連敗すると20%のドローダウンになってしまいます。

しかし、3%だと、8連敗まで耐えられますし、

2%だと12連敗まで許容できます。

説明するのは簡単ですが、この点を理解するのは買いと難しいものです。

あなた自身が経験していかないとわからないことなのです。

資金を増やすためにトレードをしている以上、

リスクを大きめに取るというのは自然な発想です。

言い換えれば本能的な行動です。

しかし、トレードにおいては理性的に行動できる状態にしておかないと

たった1回の失敗が命取りになります。

本能的な行動ばかりしていては、資金を減らしてばかりになってしまうので、

資金管理のルールは、紙に書いて張っておくのがベストです。

もっとも、危機意識には個人差がありますので、

いくら紙に書いておいたとしても、

実際に痛い目に合うまでは理解できないかもとれません。

こうなると、経験から学ぶしかありませんので、

負けて資金を飛ばし、毎日悩む状態になったら、

少しずつルールを守れるようになっていくかもしれません。

 

負けの許容度には個人差がある

 

負けの許容度には個人差があります。

10万円の3%は3000円

1千万円の3%は30万円

同じ3%といえども、金額は大きく異なりますね。

これに耐えられるかどうかは個人によって異なります。

トレード資金が倍増した時に、

負ける金額が大きくなって

平常心を失い、トレードに冷静さを失うことがあります。

ですから最初のロット数は、資金×3%という決め方ではなく、

固定ロットで取引するのがベストです。

徐々にロットを上げて、最終的には3%になるようにするとよいでしょう。

 

-FX基礎知識

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