資金管理が命、トレード技術より土台の部分
はっきり言って、資金管理はトレード手法よりも大切です。
これを怠っていては話になりません。
私が使っているCFD株価指数トレードは
S&P500の買いに限って言えば勝率74%です。
しかし、勝率100%のトレードはありませんので、
常に思惑通りに相場が動くというわけではありません。
トレードでは必ず負けがあるということを頭に入れておくと
大きなリスクを取ったトレードは基本的に出来ません。
推奨されるリスク許容度は何%?
そのため最大リスク許容量は3%が推奨です。
人にもよると思いますが、
3%以上のリスクを取ると、メンタル面でかなり厳しくなります。
一般的に資金に対して20%のドローダウンになると、
正常な判断が維持できないと言われます。
リスクが5%だと4連敗すると20%のドローダウンになってしまいます。
しかし、3%だと、8連敗まで耐えられますし、
2%だと12連敗まで許容できます。
説明するのは簡単ですが、この点を理解するのは買いと難しいものです。
あなた自身が経験していかないとわからないことなのです。
資金を増やすためにトレードをしている以上、
リスクを大きめに取るというのは自然な発想です。
言い換えれば本能的な行動です。
しかし、トレードにおいては理性的に行動できる状態にしておかないと
たった1回の失敗が命取りになります。
本能的な行動ばかりしていては、資金を減らしてばかりになってしまうので、
資金管理のルールは、紙に書いて張っておくのがベストです。
もっとも、危機意識には個人差がありますので、
いくら紙に書いておいたとしても、
実際に痛い目に合うまでは理解できないかもとれません。
こうなると、経験から学ぶしかありませんので、
負けて資金を飛ばし、毎日悩む状態になったら、
少しずつルールを守れるようになっていくかもしれません。
負けの許容度には個人差がある
負けの許容度には個人差があります。
10万円の3%は3000円
1千万円の3%は30万円
同じ3%といえども、金額は大きく異なりますね。
これに耐えられるかどうかは個人によって異なります。
トレード資金が倍増した時に、
負ける金額が大きくなって
平常心を失い、トレードに冷静さを失うことがあります。
ですから最初のロット数は、資金×3%という決め方ではなく、
固定ロットで取引するのがベストです。
徐々にロットを上げて、最終的には3%になるようにするとよいでしょう。