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CFDトレード話

ディーラーが付けた提灯が消されたら追撃

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過去の高値や安値を通る水平線(サポートライン、レジスタンスライン)を引いて、サポートラインを割る、あるいはレジスタンスラインを超えるような動きがあると、それについていくといった手法がトレードの基本戦術としてあります。


英国の株価指数FTSE100の60分足チャートです。方向感がなく推移していましたが、水平線を割ってから下降トレンドが発生し始めました。水平線は丸囲みしたあたりにたまっている安値から平行に引いたサポートラインになります。このサポートラインを引いたあたりからマーケットを見始めたとすると、「サポートラインを割ったら、下げが加速するだろうから、売りの逆指値を置いておこう」と考える人が多いでしょう。サポート割れでの逆指値が見事に功を奏して、相場は実際に下げ始めました。こうした手法はとくにネットトレードの普及によって、個人投資家が増えたことにより目立ってきています。

一方で、全体的には下降トレンドになっていますが、途中の戻りを基点に水平線のようなレジスタンスラインが引けます。先ほどの考え方を用いれば、「このレジスタンスラインを超えてきたら、上がっていくだろう」と考えて、レジスタンスラインに買いの逆指値を置くことになります。

実際に相場はレジスタンスラインを一度超えましたから、逆指値が一斉に発動することになります。 さらには、その前が下降トレンドでしたから、売りのポジションを持っていた人も多かったはずです。彼らは直近高値を目安とした損切りのための逆指値を、同様にレジスタンスラインのあたりに置いています。ということは、価格がレジスタンスラインを超えたことで、損切り
のための逆指値も一斉に発動します。新規買いの逆指値と売りポジションの損切り逆指値が同時に発動することによって、相場は一時的に逆方向へ動くのです。

しかし、彼らの逆指値が一巡すると提灯は消えて、もとのトレンドが強いほど、相場はもとの方向感を取り戻します。さらに先を見ていきましょう。図表6
15では先ほどのチャートにもう一本の水平線を足しました。新規で買っていった投資家たちが、損切りの目安にするであろう直近安値のサポートラインです。元の方向感を取り戻した相場はやがてこのサポートラインを割りこみます。すると、買いの投資家たちの損切りが発動して、さらに下げのモメンタムが強まっていくことになるのです。

チャートの解説が長くなりましたが、これらのことから次のことがわかります。レジスタンスラインを超えた動きは典型的なダマシで、いわばコバンザメ投資家を呼び込むために点された提灯です。新規の買いポジションがなければ、すなわち新たに買おうとする投資家がいなければ、下落トレンドは続きませんから、あえて一時的なレジスタンス超えという疑似餌をまいたのです。

ここから私たちが学べる教訓とは、「トレンドが強いほど、途中に形成される反発は一時的なものである可能性が強い」ということ。そして、反発が一時的なものであることを観測したら迷うことなく、元のトレンド方向へついていくことになります。エントリーの具体的なポイントとしては、元のトレンドに戻り新値をとったところ、 先ほどの図表615の場合ではサポートラインを割ったところということになります。損切りのポイントですが、ひとつの目安としては提灯が点されたレジスタンスラインのポイントですが、私の経験上、こうした形が形成されたときは、比較的強いトレンドとなりやすいので、損切りは少し遠目においても構わないと思います。また、この提灯消しのパターンは45度線に沿った緩やかで着実なトレンド局面などで効果的な場合が多いということ、そして60分足など比較的短めのチャートで有効であることを申し添えておきます。

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