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ゼロサムゲームで勝つのは少数派か?多数派か?

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ゼロサムゲームで勝つためにどんなことが必要になると思いますか? CFDであれFXであれ、ゼロサムゲームの世界には、ふたつの人種しかいません。勝者と敗者です。ゼロサムゲームで勝つためには、敗者にならなければよいのです。勝者と敗者、ふたつの人種しかいないのですから、敗者にならないのであれば、必然的に勝者になれるのです。敗者にならないということは、損失を回避して資産を保全するということでもあります。

世界でもっとも著名であり、株式投資で財をなした屈指の大富豪でもあるウォーレン・バフエットはこんなことを書いています。

「投資で成功するには3つの原則がある。第一は『損をするな』ということであり、第二は 『第一の原則を忘れるな』、そして第三は 『第二の原則を忘れるな』ということだ」

投資で成功するために、いかに損失回避が重要であるかを、特有のユーモアを交えながら教えてくれているわけです。バフエット氏は優良銘柄を、10年20年というきわめて長期的なスパンで保有するスタイルで成功した投資家ですから、私たちが目指すCFDのトレードとはスタイルが違います。しかし、損失を回避することは長期投資においても必要であり、短期売買が中心となるCFDトレードでは、さらにその必要性が高くなるということです。

ゼロサムゲームで勝つためには損失回避が必要であることが、まずわかりました。次に皆さんは思うはずです。「では、どうすれば損失が回避できるのか」と。ここでゼロサムゲームの世界の様子をもう一度、思い浮かべてください。ゼロサムゲームでは富の総和は一定でした。たとえば、このゲームの参加者10人が皆、10枚のチップを持ってゲームに臨んでいたとしましょう。

10人のうち、8人は上がる方向にチップをベットしました。残る2人は下がる方向へ手持ちのチップを置きます。もし、相場が下がれば上がる方向にかけた8人のチップは2人によって分配されます。80枚のチップを2人で分けるのですから、ひとりあたり40枚のチップを得て、ほくほく顔でしょう。ところが、上がったとするとどうでしょう。8人が分配すべきチップは20枚しかありません。人間は強欲なものですから、2.5枚(20÷8=2.5)程度のチップでは満足できません。リスクとリターンの比率を見ても、10枚チップを失うリスクを覚悟して勝負したのに、分け前がたったの2.5枚ではとても満足がいかないでしょう。

彼らに残された選択肢は2つしかありません。ひとつはわずかな分け前で満足してテーブルを離れること。もうひとつは、さらにゲームを続けて、いつか敗者の側にまわることです。彼らが多数派である限り、分け前は常に小さく、逆に一度の負けで4回分の勝利の分け前を失うのですから、確率的にみると彼らがいつか破産することは自明です。

このたとえ話が示唆するのは、ゼロサムゲームでは多数派は常に負けるか、不満足な分け前で満足しなければいけない運命を義務づけられているという事実です。多数派が勝利すると、勝利の分け前の源泉である敗者の損失はごく限られていますから、多数派が満足するだけの分け前とはなり得ないのです。多数派は最終的に損をして、いつか訪れる敗北のときに少数派が大きな分け前を得るのです。

これはゼロサムゲームを考えるときの非常に重要なポイントです。ゼロサムゲームで求められるのは、「いつも少数派である」ということであり、つまりは他人と違う戦略をとらないといけないということなのです。

しかし、少数派であれということは、「相場の逆を行け」ということとは違います。 上昇トレンドであればトレンドに従って買っていき、下落トレンドであれば売っていく。たったそれだけのことです。多数派ほど、トレンドを無視して勝手な思惑から「ここが天井だ」と上昇トレンドの真っ只中に売りを浴びせ、「もう底をついた」と下降トレンドの渦中に買い上がるのです。株の信用取引残高を見ると、下降トレンドで買い残高が増え、上昇トレンドで売り残高が増える傾向があることからも、これは明らかです。

皆さんの知り合いの投資家のことを考えてください。根拠のない逆バリをしている投資家が多いのではないでしょうか。多数派の側に立つことは、ぬくぬくとした安心感以外の何物もあなたに与えてはくれません。CFDの世界の性質を知れば、少数派の側に立つことこそ、勝つための真実であると、ご理解いただけるでしょう。

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