FX注文の出し方
FX注文の流れは、大きく分けて2つあります。
1.新規注文の方法
FXでの注文の出し方は「新規注文」です。新規注文は、「エントリー」または「ポジション」とも呼ばれ、新たな取引の開始を意味します。買い注文(ロング)です。売り注文(ショート)。例えば、こんな感じです。
- ドルの価値が円に対して上がると思えば、ドルで買い注文を出す。
- 米ドルの価値が下がると思えば、米ドルで売り注文を出す。
基本的には、金利が上がっているときに買い注文を出し、下がっているときに売り注文を出すと、利益を出しやすいと言われていますね これも私の考えです。
2.注文方法と決済方法
決済注文とは、ポジションを決済するための注文です。イグジットとも呼ばれ、取引を決済することを指します。
注文の出し方と締め方は2通りあります。利益」で取引を決済させる決済注文を「利益確定(利確)」といい、「損失」で取引を決済させる決済注文を「損切り」という。
FXの基本的な3つの注文方法
FXの注文方法は、大きく分けて基本編と応用編に分けられます。
基本編をご紹介します。
最もシンプルな注文方法は、成行注文です。成行注文は、任意の価格で通貨を売買したい場合に使用します。
例えば、買い注文を出すと、その時の最安値での売り注文が執行されます。逆に、最高値の買い注文に対して、売り注文が執行されます。
メリット
- 即座に注文を実行する。
- 相場が動いたときにチャンスを逃さない。
- 初心者にもわかりやすい。
デメリット
- 市場の変動により、予期せぬ損失が発生する可能性があります。
- 約定の値段がどうなるかわからない。
指値注文は、現在の価格よりも「より良い価格」で取引したい場合に出す注文です。成行注文とは異なり、指定した価格での注文が可能です。
例えば、「100円になったら買う」「100円でポジションを持っていて、110円になったら決済したい」という時に使えます。思い通りに価格が変化すれば、思い通りの利益が得られますが、逆に取引が成立せず、チャンスを逃すこともあります。
メリット
- 希望する価格を指定することができます。
デメリット
- いつ取引が成立するかわからない。
逆指値注文は、現在の価格よりも高い価格で買いたい、または低い価格で売りたいときに使う注文方法です。逆指値注文の出し方は3種類あります。
- 損切り
- 利益確定
- 新規エントリー
指値注文とは対照的に、逆指値注文は、現在の価格よりも不利な価格で売買したい場合に使用します。
なぜ、現在の価格より不利な価格で注文を出すのか?損切りを確実にしたいときに有効だからです。
メリット
- リスクを最小限に抑えることができます。
- 損失を抑えるだけでなく、利益を守ったり、新たなエントリーをする際にも利用することができます。
デメリット
- 指定価格と実際の契約価格に差が生じることがあります。
FX注文法の4つの応用
ここからは、オーダーメソッドの応用を取り上げます。
IFD
IFD注文は、「新規注文」と「決済注文」を組み合わせたものです。新規の買い注文が成立すると、売り注文を出すことも可能です。
100円になったら買い、110円になったら売り」というように、一度に1つの売買注文を出すことが可能です。
IFD注文は利益だけでなく損失も確定させることができます。例えば、「100円になったら買って、99円になったら損切りする」という注文を出すことができるのです。
メリット
- 一度の注文で取引が完了するので、忙しい方に最適です。
デメリット
- 最初の取引が完了しなければ、2番目の取引は起こりません。
2回目の取引で利益を出すか、損失を出すかだけを選択することができます。
OCO
利益確定と損切りの2つの注文があり、一方が決済されると他方はキャンセルされる、このような注文をOCO注文という。
例えば、相場がどちらに動くかわからない場合は、100円の買い注文、90円で注文を売る、相場がどちらかに動いてもエントリーできる。
あるいは、すでに100円の買いポジションを持っている場合、110円で売り注文(利益確定)、90円で売り注文(逆指値)。売り注文を2回出すことで、利益の確定と損失の縮小が可能です。
メリット
- 利益確定と損切りの2つの注文を同時に出すことが可能です。
- 時間のない方にも効果的にお使いいただけます。
デメリット
- どのレベルで発注するのかを見極める必要があります。
IFO受注
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法である。このIFO注文を利用することで、新規注文と決済注文の2つの注文を同時に行うことができます。
例えば、為替レートが100円なら、一度下がって、また上がると予想します。新規注文⇒95円で買い注文、決済注文 ⇒ 105円売り注文、決済注文 ⇒ 90円売り注文、同時に3つの注文をすることが可能です。
メリット
- 1回のセッションで3つの注文を同時に出すことが可能です。
- 時間のない方にも効果的な方法です。
デメリット
- 最初の注文率に達するまで、取引は有効ではありません。
- ある程度の市場分析能力を必要とする。
トレーリング・オーダー
トレーリング注文は、逆指値注文のレート水準を値動きに応じて自動的に調整する注文方法です。相場が上昇して利益を取る場合、相場が下落しても為替レートより少し下の水準で損益を確定する(逆指値注文)ことで実現できる。
例えば、1ドル100円で買って、トレーリングの幅を2円に設定した場合、逆指値注文は、100円-2円=98円となります。チャートが104円まで上昇した場合、逆指値注文も104-2円=102円に上昇。その後、チャートは102円まで下がります。102円で決済すると2円の利益となります。
メリット
- 注文が有効な場合のみ自動修正するため、リスクを軽減することができます。
デメリット
- チャートのだましに弱い
チャートのだましとは、チャートは、強いトレンドがあるにもかかわらず、突然の反転を見せたり、元に戻ったりすることがあります。最悪の場合、このなりすましの影響を受けて、マイナス決済になってしまう可能性もありますので、注意が必要です。
自動発注方式
また、FXの自動売買の注文方法もあります。ここでは、そのメリットとデメリットを踏まえながら、自動売買注文の方法を紹介します。
メリット
- 利益を出すのが難しい市場でも利益を出す。
- 感情に左右されない。
- いちいち市場をチェックする必要がないので、忙しい方でも安心です。
デメリット
- 明確なトレンドがあるときの裁量トレードには敵わない。
- 初心者の場合、取引サイズなどの初期設定の判断が難しい。
- 自動売買のデメリットのうち、裁量トレードとは何でしょうか。
人々が自分の考えに基づいて判断し、取引することです チャートやニュースを見ながら売買の判断をするわけですが、人間の心理に基づいて判断するため、感情に左右されやすいというデメリットがあります。
自動売買の注文方法は、システムで取引を処理させることです。自分で注文を出すことなく、システムが自動的に取引し、利益を生み出します。自動売買には、リピートオーダーとシステムトレードの2種類があります。
リピートオーダー
リピートオーダーとは、買い、売り、逆指値の価格帯をあらかじめ設定し、その価格帯の中で売買を繰り返す注文方法です。一度設定するだけで、あとはシステムにお任せできるので、忙しい方にも向いています。
FXブロードネットの「トラッカートレード」、マネースクウェアの「トラリピ」などのシステムがあります。価格が上がっても下がっても、次々と注文を出すので、儲け損ねることはありません。手動で行うと面倒な細かい作業ですが、システムが自動的に行うため、ストレスなく行えます。注文を出す際の「予想変動率」や「対象資産」は重要であり、ポジションや資金の管理には注意が必要である。
システムトレード
システムトレードは、あらかじめ決められたルールに沿って継続的に取引を行うものです。初期に定義されたストラテジーから選択する方法と、自分でストラテジーを作成する方法がある。初心者の方には、様々なストラテジーの中から自分の取引ルールに合ったストラテジーを選べる選択型がおすすめです!
システムトレードを推奨しているFX会社は、外為オンラインの「iサイクル2取引」です。 トレンドの転換点を見極め、市場の実勢価格に基づいて売買を繰り返すシステムです。従来の一定幅の変動ではなく、市場のトレンドに自動的に追随する自動売買システムです。設定は、「想定変動幅」など3つ程度のパラメータと、シミュレーション結果から導き出される注文内容のランキングから選択することが可能です。初心者にお勧めの自動売買システムで、24時間連続した知的な取引が可能です。
外国為替を始めるための4つの基本プロセス
外国為替の基本的な流れは、口座開設から決済までの4段階で構成されており、その内容は以下のとおりです。
- 口座開設と入金
- 新規注文をする
- トレードの実行
- 配置
口座開設には2〜5日程度かかるので、早めに申し込むことが大切です。また、オンラインで売買注文を行うため、インターネット接続環境とパソコンなどの情報機器も必要です。
口座開設と入金
口座開設が完了したら、自宅で受け取った書類に記載されているIDとパスワードを使って、FX会社のウェブサイトからログインします。また、これらの書類には、取引に必要な資金を預けるための起点となる預け先が記載されています。クイック入金は、FX会社と提携している金融機関からの振込に適用され、リアルタイムでお客様のFX口座に反映されます。
新規注文をする
チャートを分析し、取引戦略を立て、注文を出す。
FX会社のホームページの専用ページにログインすると、口座に預けた資金と有効なレバレッジの範囲内で、自由に売買注文を出すことができます。以下に詳細な売買の流れを説明しますので、よく理解しておいてください。
取引の実行
売買注文が成立すると、新しいポジションが追加されます。この取引は技術的には「約定」とも呼ばれ、一部のチャートソフトではUSD/JPYの買い注文が約定された旨のメッセージが表示されます。一度執行された注文は、キャンセルすることはできず、決済することしかできないことに留意してください。
決済
FXのポジションの決済は、保有しているポジションの真逆の注文を出すことです。決済注文が実行されると、その時点での損益が正式に確定されます。未実現利益は利益となり、未実現損失は損失となる。ご自身の判断で決済するのは難しいので、指値や借指値注文という方法を上手に活用されることをお勧めします。
ご注文の前に知っておきたい4つのこと
ここでは、ご注文の前にご注意いただきたい点をご紹介します。
ご注文内容をよくご確認ください。
注文する前によく確認することが大切です。注文の方法はいくつかあります。
例えば、「Aという注文を出すべきだったが、Bという方法でこの注文を出した」、「売るべきだったが、買い注文を出した」などです。
例えば、注文を正しくチェックしていれば避けられたミスもあるかもしれません。
常によく考えて注文を確認すること。
必要な予算を決定する。
また、取引予算をあらかじめ決めておくことも重要です。FXの取引を行うには、ある程度の資金を用意する必要があります。トレードの途中で資金が足りなくなり、追加を繰り返していると、いつまでたっても利益が出ません。あらかじめ取引予算を決め、常に十分な取引資金を用意しておく必要があります。
注文が実行されない場合があります。
FXの注文方法は、必ず実行されるとは限りません。外国為替市場は、さまざまな要因で日々変動しています。指定した値と異なる値で注文が成立した場合や、為替レートが急変した場合には、そもそも注文が成立しないことがあります。せっかく注文を出しても、売買が成立しないこともあることを忘れないでください。
自分に合った注文方法を探す
外国為替取引では、さまざまな注文の仕方があります。日々の取引に合わせた注文方法を選択することで、効果的に利益を得ることができます。例えば、日中仕事をしていて、定期的にチャートをチェックできない場合は、自動売買の手法を利用するとよいでしょう。チャートなどを分析する際に、より多くの知識を得たいのであれば、様々な注文方法を選択して取引することもできます。また、普段の取引の種類によって、注文方法を選ぶとよいでしょう。
この記事の内容は個人の見解です。金融商品の取引は、自身の責任で行ってください。読者の損失に対しましては、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。<(_ _)>
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