相場の傾向によって為替市場が反応する経済指標も変わってきます
相場がどういう材料を好むかということにもトレンドがあるのです
相場を動かす材料にも流行のようなものが存在します
これまでにもいろんな材料が流行ってきました
双子の赤字
サブプライムローン
リーマンショック
景気後退懸念
金融不安。金融危機
ギリシャ問題
トランプ発言
ブレグジット
新型コロナ…
要は、何かが相場を動かす口実にされるのです。
トレードをする側の人間は
それが何かを見極めなければなりません
それによって相場分析が楽になり精度も増します
そのためには系のニュースに敏感でなくてはなりません
1週間に1度しか取引をしない人でも
毎日のニュースをチェックしておく必要はあります
ニュースの多くはその乳母の一定期間の動きをうまく表そうとします
ですからニュースのレトリックには要注意です
書き手は読み手に納得させようとと
その時の主要キーワードを盛り込んできます
最新のニュースの見出しを見ているだけでも
相場のテーマを把握することができるようになります
ただし、テーマは常に1つとは限りません
主要なテーマは1つでもその他の小さいテーマは日々更新されていきます
相場を把握するうえではニュースに注目する子が重要な一方で
相場の方向性をとらえるためには
ニュースを信じすぎるのも問題です
そー場のテーマは相場を動かす理由やきっかけに使われるだけで
相場の方向性には別の理由が影響している場合も多いです
「〇〇を嫌気してドルが売られた」といっても
そのニュースだけを信じてしまっては相場観が狂わされるかもしれません
また、ニュースにならなかったことも重要です
FRB議長のネガティブコメントがあっても相場が動かなかったり
米雇用統計の結果が良かったのにドルが売られたり
ニュースが持っているメッセージと相場が逆の動きをした場合は
相場の方向性を判断するのが難しくなります
FXの正解はニュースの中にあるのではありません
チャートの中にあるのです
そして、それを100%充てることは不可能です
ニュースやカリスマトレーダーの分析に惑わされることなく
チャートの動きをとらえて相場と向き合っていきましょう