レバレッジが高いと危険
これは大きな間違いです
もちろん10万円しかもっていないのに
国内のフルレバレッジで250万円分の取引をするようなことをしたら
あっという間にロスカットです
海外のFX業者では888倍なんてところもありますので
10万円の元手で8888万円の分のポジションを持つことができます
こんなトレードをしていたら
秒で死にます
レバレッジとはポジションのリアルな金額と
ポジションを持つための証拠金の比率を表している数値です
証拠金は担保として差し出しているようなお金なので
ポジションを持っている限り拘束されています
レバレッジが高いほど、
ポジション維持のために拘束される金額が少なくて済むんですね
ハイレバレッジを勘違いしてしまう人は
レバレッジが高ければ
少ない資金で大きなポジションを持てると考えてしまいますが
実際は違います
レバレッジが高いということは
ポジションを持つための資金が少なくて済むという事なのです
大きなポジションが持てるという事ではありません
少ない資金でポジションが持てるということは
証拠金維持率に余裕が生まれ
ある程度の含み損にも耐えられるということになります
トレードルール通りにポジションを取ったとしても
ある程度の含み損を抱えることはあるものです
レバレッジをフルに効かせてポジションを取ってしまうと
僅かな含み損にも耐えることができず
本来とることができた利益が取れなくなってしまう可能性が高くなります
もちろん損切りルールを設定しておくことは必要ですが
トレードにおいては資金管理上
ある程度の含み損を許容できるだけの余裕が必要なんですね
ハイレバレッジは
その余裕を増やすためのツールとして活用するのが本来の目的です
ハイレバレッジが危険というのは
大きなポジションを持ててしまう危険に他なりません
最初から自分が持つべきポジションの量を
正しく認識していれば
レバレッジが高い方が余裕資金が多くなり
自由度の高い投資ができるようになります
余裕資金が大きくなると
許容できる損失額が大きくなり
かえって損切り額が大きくなる危険性がありますが
そこは前述のように損切りルールを徹底すれば回避することができます
これはレバレッジの高さを云々言う前に絶対にやらなければならないことです
・自分の持つべきポジションの量を決めておく
・損切りルールを徹底しておく
この2つをしっかり守ることができれば
レバレッジは大きな味方になります
多くのFX初心者がこの点をよく理解しないまま
ギャンブル的なトレードに手を出して
多額の資金を失ってしまいます
十分気を付けてトレードに参加するようにしましょう