ボリンジャーバンドとは、
移動平均線を元に、
統計的なアプローチにより
相場の反転や保ち合い放れを判断する指標
移動平均の上下につけた帯状の範囲内に収まる確率をもとに、
順張り・逆張り双方に使われる。
バンドから時折りハミ出しそうになるのがポイント
統計学を利用し、中心線の上下に
1標準偏差(1σ)、2標準偏差(2σ)のバンドを描く
中心に21日移動平均線、
上下にそれぞれ
-2σ、-1σ、+1σ、+2σの合計5本の線を表示している。
-1σ、+1σに価格が存在する確率は68・3%
-2σ、+2σに価格が存在する確率は95・5%
-3σ、+3σに価格が存在する確率は99・1%
実際の売買に用いる際には、
上記の確率論をもとに、
+2σに価格が来た時にレンジの上限とみなし売り、
-2σ価格が来た時にレンジの下限とみなし買いを仕掛ける
レンジだけではなく、ボリンジャーバンド自体の形も重要
バンドが拡大している時は強いトレンドが発生しているので、
価格は拡大し続ける
バンドの上限や下限に張り付いて推移し
逆張りは危険
バンドが一定の幅で推移しているボックス的な値動きの場合は
バンドの上限下限を意識した逆張りが非常に有効
バンドが収束に向かう時は、
急に上昇する(下落する)など、
強いトレンドが発生する可能性が高まる