20代30代の人たちの思うものを減らすことと
40代50代60代以上の人たちが思うものを減らすことは
ちょっと意味合いが違ってくる感じがします
残りの人生の長さが違えば考え方が違って当たり前です
世代が上の人にとってのもの減らしの意味は
生前整理の意識が強いかと思います
仕事の関係で妻と別居をするようになり
改めて自分の住まいを見回してみると
広すぎる部屋に使わないものがたくさんありました
いずれはもう一度妻と一緒に住むことになるだろう
そのときにすぐに引っ越せる持ち物の量にしておきたい
そんな思いが私が片付けやミニマリストという生き方に
興味を持った一因です
昔と比べると変化のスピードが速い現代社会
どんな老後になるのかはわかりませんが
暮らすのに必要なだけの持ち物の量にしておくことは
変化に対応しやすくて良いのかなと思っています
40代になると訃報のニュースなどで
同世代で亡くなる人が多いことも感じます
生前整理について考えるのは少し早すぎるかもしれませんが
全く気にしないでいいような年齢でもないというのが40代かと思います
心配性なのでつい先々のことを考えてしまうんですね
そう考えたときに
人に見られて恥ずかしいものは処分して手放しておきたいという考えに至りました
本当に大事なものを厳選して残しているならば素敵な感じですが
あれもこれもなんとなく持っていることが嫌だなぁと思ったのです
なくなった時に
あの人は余計のものは持たない人だったから片付けが楽だった
と言われるのが理想です
モノに限らず、しがらみが多いとどうしても機動力が鈍くなります
これらの人生、人やモノ、土地に縛られていては
せっかく巡ってきたチャンスをみすみす逃してしまうかもしれない
そうならないようにできるだけ身軽な状態でいたい
そんな気持ちでモノ減らしをしています
今は子どもたちの学校の都合があるので
簡単に引っ越しはできませんが、
あと数年もすれば子供たちも自立し
私も再び自分のために生きていく時間を過ごしていけるようになるはず
そうなった時に
足取り軽くスタートを切ることができるようにしておきたいですね