片付けと収納は全然違います
何となく同じもののように思えますが
それぞれ意味も役割も異なります
片づけ、収納、整理、掃除どれが欠けても
心地のいい生活空間にはなりません
片付けとは、出したものを元に戻すことです
出したものを戻さずに
出しっぱなしが積み重なっていくことで
どんどん部屋が散らかってしまいます
ですから、元に戻すことが習慣化していれば
部屋が散らかることもないわけです
モノを出しっぱなしにしてしまうのは
戻しにくい環境に原因があります
例えば、奥にしまってある食器を出すために
手前の食器を出さなければならないのは面倒です
結局出しっぱなしにしてしまい
どこか別のところに重ねて放置
結果、キッチンのカウンターはものだらけ…
こんな悪循環が繰り返されて散らかっていくのです
大事なのは面倒に思うことなく
楽に戻せるような環境を作ること
そのために整理と収納が必要になってきます
整理とは必要なモノを選ぶ作業です
モノが無ければ散らかりませんが
モノが無ければ生活ができません
モノは少ないほど管理の手間がかからず
しまうのも楽になります
まずは整理という工程を踏んで
自分で管理できる範囲の量に物を厳選することが必要です
ミニマリスト=モノを捨てる
というイメージがあります
捨てる、という観点で選ぼうとすると
もったいない、まだ使える、と言った座悪感が湧いてきて
なかなか選べないものですが
自分が管理できる範囲のものの所有に留めるようにすれば
捨てなければならないというハードルは
ぐっと下がるのではないかと思います
必要なもの
気分が上がるもの
すきなものを選び抜いて残すことが整理です
収納とは、使いやすく収めること
出し入れがストレスなくできるように収めるのが収納です
モノが少ないほど収納は楽になります
抽斗の中もモノが少ないほど使いやすくなりますし
中がごちゃごちゃしないので
鳥だ痛いものがするに見つけられるようになります
片づけやすい環境を一度完成させてしまえば
散らかってもすぐにきれいな状態に戻すことができます
そのためのステップが整理と収納です
定期的なメンテナンスは必要ですが、
一時頑張れば後はぐっと楽になります
これに対して片付けと掃除は一生続きます
それをいかに楽に単純化するか?
そのための重要なポイントとなるのが
整理と収納なんですね