隙間があると、
「空間がもったいない」と思ってしまい
何かを入れたくなってしまう
ぎゅうぎゅうにものが詰め込まれた引き出しと
少し空間にゆとりがある引き出し
ものが取り出しやすいのはどちらでしょう
めいっぱい衣類が詰め込まれた引き出しから、
1枚服を抜き出そうとすると、
ほかの服もバラバラになってしまいませんか?
棚の端から端までぎっしり本が詰め込まれた本棚
1冊取ろうとしても、なかなか抜き取れません
一度出したら戻すのもイヤになって、
戻さなくなってしまいます
ものを詰め込みすぎてはいけない
8割租度が理想
それ以上粘め込めぱ、手の入る隙間もなく
必要なものをうまく取り出せません
ものとものに押しつぶされるようにして、
間にあるものが見えなくなってしまうことも
どこに何があるかもわからなくなり、
ものの在庫を把握しにくいのです
「いかにたくさん収めるか」が収納ではありません
「いかに使いやすく、戻しやすくするか」が収納
隙間をなくしたい、
入るだけ入れたいという気持ちはグッと抑え、
8割程度にガマン
引き出しや棚の中だけでなく、
押し入れや納戸などの広い収納空間も
全体の2割は空にしていくことが理想
「空間」は絶対に必要です
埋めようとせず、空きのままを受け入れてください
この空きはイザというときのものの避難場所
お客様が来たときに、
パッとものを隠すことができます
また、 一時的にどうしても家に置いておかなくてはいけないものを
保管しておくこともできます。
こういつた場所がないと、
部屋の中に出しっぱなしにしてしまったり、
ほかのものが入っているところに無埋やり詰め込んでしまったりして、
収納環境を乱してしまいます。
2割の空間を残して収納環境を整えたのにもかかわらず、
月日がたつと、何かを入れてしまうもの
それがリバウンドの要因です。
収納はいつも8割。
そのことを心に留めておきましょう。