動作の数は、ストレスの数です
引き出しや扉を開けただけで、パッと必要なものが取れると快適ですo逆に、引き
出しの中にまたふたがあったり、手前のものをどかしたりして、やっと必要なものに
手が届く。このように動作数が多くなってしまうと、取り出すのも戻すのもおっくう
になってしまいます。収納は、動作数が多いほど手間がかかります。動作数は、スト
レスの数。だから、極力、動作数を減らすことが、「使いやすさ」につながりますo
ばん秘初ためには、商品パッケージから出して収納することもひとつのコツです。私は、
縛創膏や使い捨てコンタクトレンズ、粉末スープなど個包装になっているものはパッ
ケージから出して引き出しに入れています。乾電池も、フィルムをはがして1本1本
バラバラにしてストック。収めるときはひと手間ですが、こうすれば使うたびにパッ
・、、、、
奥のグラス’I
すぐ取れるI !
一
一 第3章
一 収納のコツ
る“個うと春の勘作がひとつ減らせ.る、
まりひとつ使いやすくなるということです。
また、冷蔵庫などもそうですが、奥行きの
ある棚は奥に入れたものが取り出しにくく
なりがちです。手前のものをよけていると、
それだけで動作数が増えますよね。この場
合は、奥まで届く長いトレーなどを使うと
便利です。トレー上にものを載せれば、そ
れを手前に引き出す動作だけで奥のものに
手が届く。引き出しのような仕組みをつく
るというわけです。先にご紹介した例は、
「箱を減らす」ことで動作数を減らしまし
たが、このようにグッズを。フラスすること
で動作数を減らせる場合もあります。