手放すものに関して、「捨てる」はあくまでも最後の手段
リサイクルショップに買い取ってもらう、
フリマアプリに出品する、
寄贈するなどで手放せれば
「捨てる」必要はありません
「本当に必要としている人にあげる」ことも手段のひとつですが、
ここで注意してほしいのが、相手の本当の気持ち
「本当に必要」と思っているならば、喜ばれますし最良の選択
しかし、断れなくて、やむを得ず受け取ってしまうという人もいます
相手にあげてしまったら
「捨てなくてすんだ」と心が軽くなり、
部屋もすっきりするでしょう。
でも、相手はどうでしょうかo
その処分に困ってしまうかもしれません。
あなたが感じていた「捨てることへの罪悪感」を背負ってしまうかもしれません。
いらないものに収納スペースや
管理の手間を費やしてしまうかもしれないのです。
だから、「押しつけ」になっていないか、
よく考えたうえで差し上げることが大事。
「もったいないから、将来の孫にとっておこうと思って」と、
子ども服やおもちゃを保管している人もよくいます。
今は素敵に見えても、
10年、20年後の子どもたちの好みや時代にフィットするとは限りません。
アンティーク品であれば、
時を経ることで価値が上がったり、
魅力が増したりするものもありますが、
基本は時とともに劣化し価値も下がります。
長年、収納スペースを費やしてきたけれど、
いざ箱を開けてみたら変色していたなんてこともしばしば。
あげることができたとしても、
「おばあちゃんにもらったけど、好みじゃないんだよね~。どうしよう」
なんて思われていたら悲しい
未来のための収納にメリットはありませんから、
このようなケースも「いつか使うかも」ではなく
手放すことが賢明です。