イギリスの中央銀行によると

世界経済の見通しは依然ネガティブなようです

世界的に不景気ということになると

強い国の通貨が買われますので

当面はドル高が続いていくのかもしれません

中期的にはユーロドルと豪ドルドルは下落

ドル円は上昇となりそうです

特に日本は打てる経済政策が限られています

事実上、利上げや円買い介入はできません

もしも円安是正のために日銀が動くとなると

国民生活に対して現在のインフレ以上に大きな打撃となるでしょう

利上げができない以上

国民にお金をばらまいて

インフレ以上に国民の所得を上げていくしかないと思うのですが

PB黒字化を錦に御旗に掲げる財務省によって実現は難しいでしょう

このままでは日本という国の存亡が危機に見舞われるような気がします

英中銀、世界経済の見通しは「著しく悪化した」－金融安定報告で指摘
William Shaw、David Goodman (London)
2022年7月5日 20:24 JST
商品市場に関連するリスクを掘り下げて分析へ－英中銀
年次ストレステストは９月実施、景気後退や追加利上げの場合を評価

イングランド銀行（英中央銀行）は、世界経済の見通しが「著しく悪化した」との認識を示した。商品価格の上昇が世界各地でインフレを押し上げ、向こう数カ月の景気下振れリスクを強めていることが背景にある。

英中銀は５日公表した金融安定報告で、エネルギーと原材料価格のボラティリティーが重大なリスクを呈しており、この混乱が将来の経済的な衝撃を増幅させる恐れがあると指摘。商品市場の「不透明性」とデータ不足、これらの関連がぜい弱性にどのように寄与しているかについて調査する意向を明らかにした。

銀行に対する年次のストレステスト（健全性審査）を９月に実施すると発表。「深刻な」リセッション（景気後退）や追加利上げがある場合について評価作業を実施する。

英中銀はまた、銀行に義務付けるカウンターシクリカル資本バッファーを2023年７月に２％に引き上げ、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）以前と同じ水準とする。

インフレ高騰と借り入れコストの上昇にもかかわらず、英国の大半の家計と企業は資金的な負担に依然対応できる状況にあると英中銀は指摘。国内銀行の資本状況は引き続き「強固で、収益性は高まった」との判断を示した。

Bloombergより引用